2012年11月14日水曜日

ドライハーブリース2012


リース台
  
 毎年、晩秋になるとフレッシュなドライフラワーを分けてもらいに富士見 • 立沢の北原さんを訪ねます。彼女は美しいドライフラワーを作るために、種を蒔く時期、育てる時期、収穫する時期、乾かすタイミングや時間などなどを気配りをしながら、丁寧にドライフラワーを生産しています。
 
 熊井明子 • 桐原春子共著「ハーブ&ポプリ英国風の楽しみ方」を読んで、北原さんの農園を知り、富士見に来る度に訪ねました。あれから20年は経ちました。その間、一緒にチェルシーフラワーショウやオランダのフロリアーデを見に行ったり、お互いの旅の話や花の情報交換をしたりする仲となりました。

赤、白、緑クリスマスカラーのリース
    
    北原さんの作るドライハーブリースは、表参道の「生活の木」で大人気でした。
「生活の木」にはもう置いてありませんが、それと同じリースの材料を、今でも私は分けてもらって作るのを、秋の楽しみとしています。フラワーデザインの教室で使ったり、友人に差し上げたりしています。12月中、原村の八ヶ岳自然文化園にて発売しています。

オーロラをイメージしたリース
   
   フレッシュなドライハーブで作るリースは、製作するプロセスが素晴らしいです。タイム、セージ、マウンテンミントなどで作られているリース台の針金を、もう一度締め直すとたちまちハーブが香り立ちます。リース台に飾りのドライハーブやドライフラワーをつける時、触るだけで、香りは幸せを運んでくれます。しあわせな時間とともに、ハーブリースは出来上がっていきます。

オレンジのマリーゴールドが元気をもたらしてくれるリース

   マミ川崎は「ドライフラワーは枯れても死んでいないのよ。そこには、まだ生花のままの生命が続いているの、でも永遠ではないから花がポロポロ落ちてきたら諦めましょう」とおっしゃいました。ポロポロ落ちてきても、決して私は諦めません。1年ほどはしっかり壁に掛けて置き、その後、香りを楽しみながら焼却することにしています。
  

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