2014年4月3日木曜日

雪が消えて、2014八ヶ岳ファーマーズマーケット

  黒沢明の「夢」ではないが、夢を見た。目が覚めて窓のカーテンを開けると、庭に雪がない夢を、何回も。夢のあと、目覚めてカーテンを開けると、庭一面真っ白、そうか夢だったのかと、つぶやく日々が続いた。いつになったら雪が溶けるのかと不安になっていた矢先、3月30日の大雨で雪が消えた。

夢にまで見た雪のない庭

  雪のあとの庭を確かめていると、地面に白いものが見える、雪の残りかしらと近づくとクリスマスローズが見事に咲いていた。あの大雪の中でと絶句。辺りを見回し、急いで落ち葉の布団を剥がしたら、スノードロップもクロッカスも咲いている。マジョラム、タイムは青々している。イングリッシュブルーベル、ムスカリ、チューリップと球根類はムクムク出て来ている。スイセンもあちこちで例年通りに顔を出している。大雪の冬だったのにいつも通りの春が来た!




  落ち葉掃除をしたら、気持ちよくなって何かを植えたくなった。長坂の「花の小道」に行けば、吉田さんがこの時期でも植えられるものを教えてくれるはずだ。急いで長坂まで飛んで行った。1m20cmの大雪でも「花の小道」の頑丈に作った温室は被害はなかったとのこと。「新潟から応援に来てくれた大きな除雪車(山梨県には除雪車がなかった)が公道の雪を除雪した」「うちは門までの除雪が大変だった、それが門に到達したら除雪車(長野県には除雪車がある)が壁を作ってた。これをどかすのがまた大変」とひとしきり生まれて初めての大雪の話でもちきりだった。「花を植えたい」と訴えたが、ネメシア(−3度までは大丈夫)しか植えられないとのこと。やはり5月の声を聞かないと駄目なのかと、分かっていたけれどガッカリした。

ネメシア 


 「花の小道」の吉田さんが音頭をとる「八ヶ岳ファーマーズマーケット」が5月23〜25日まで開かれるとのニュースを早々とゲットした。山梨県北杜市長坂の三分の一湧水館駐車場で開かれる八ヶ岳ファーマーズマーケットは、八ヶ岳南西麓長野県茅野市から山梨県北杜市までの花卉生産者が揃って直売する花市である。苗のよさは抜群、安心価格で、さらに植え方、管理の仕方などを丁寧に教えてくれるのが魅力である。
 
みなさん、お誘い合わせて行きましょう。


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