 |
国会議事堂の前を走るハーレーパレードinウィーン |
スイス〜イタリアのドライブ旅行から戻ってきても、ウィーンは毎日暑い日々が続いています。冷房のなかった頃、暑いと窓という窓をパーパーに開けて風を入れていた日本とは違い、冷房のないヨーロッパの家々では窓をしっかり閉め、ブラインドを下ろして太陽の熱射を遮っています。風は涼しいので、それだけで凌げます。ですから、暑い暑いと文句は言えませんが、それでも暑いのは暑いのです。
旅行のあと、しばらくボウッとしていましたが、毎年恒例のハーレー・ ダビッドソンの集まりがドナウ運河の中州公園であり、リンク通りに沿ってパレードをするというので、アパートメントから歩いて5分の国会議事堂の角まで見に行きました。見物人は思ったより多く、それぞれいい場所を陣取っていました。私たちは木陰を選び、国会議事堂の斜め向いに立ちました。すると、まもなく警官のオートバイとパトカーが先導して、ハーレー軍団がやってきました。その音の凄さ、ライダーたちの趣向を凝らしたいでたち。見物客の目の前を何台走り過ぎていったのでしょうか?翌日調べたところ、今年のハーレーデイに集まった人は4万人。パレードには3,000台参加したそうです。
 |
シェーンブルン庭園 |
外に出ても日陰は涼しいことにうれしくなり、昨日はシェーンブルン宮殿に出かけました。空は雲一つなく真っ青でしたが、陽射しの強いのなんのって、遠くに望むグロリエッテはさらに遠くに見え、ギラギラの太陽の下に出る勇気はなく、必死の思いで数枚写真を撮っただけで退散。
時計を見ると、ちょうどお昼時。冷たいビールとウィーン風のオープンサンドイッチはどうかという提案に魅かれ、ベルヴェデーレ宮殿下宮の入り口にあるサルム・ブロイに向かいました。サルム・ブロイはウィーンの地ビール屋で、今回はピルスナーとメルツェンを飲みました。メルツェンは少しピンク色をしたビールで、お店のおすすめです。
 |
ベルヴェデーレ宮殿上宮をのぞむ |
ビールランチの後、元気を出してベルヴェデーレ宮殿へ。上宮はクリムトの有名な「Der Kuss (接吻)」を展示している美術館ですが、今日は庭をのぞくだけ。この◯◯暑いのに、庭師はトピアリーの刈り込みに励んでいました。
 |
刈り込み中 |
 |
出来上がったトピアリー |
「アツーアツー」を口実に、今日はホイリゲへ。今回はグリンツィングではなく、ノイシュティフトのツィンマーマンへ。ここは日本大使もお気に入りのホイリゲだそうです。ウィーンの森一帯は街中よりも気温が1〜2度が低いので、涼しさを期待して行ったら、夕日の熱射のすごいこと。しばらくの我慢。7時を過ぎて日が山の端に落ちると、たちまちホッ。涼しいー。今夕もワインがすすみました。
 |
まだ飲んでる人々を後に、8時半の明るさ。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿