原村にある「八ヶ岳自然文化園」では自然観察、天体観察、クラフト市、八ヶ岳マルシェなどの催しが四季を通して開かれています。その中に「星の降る里から縄文文化の発信講座」というものがあります。
八ヶ岳山麓は縄文時代には大いに栄えていたので、縄文王国(縄文時代には王様はいなかったのですが、何故か王国と呼ばれています)といわれ、諏訪湖周辺から茅野市、原村、富士見町、甲府盆地にかけて、縄文の遺跡はキラ星のごとく点在、密集しています。
原村にも数多くの縄文遺跡がありますが、その中で「阿久遺跡」はナンバーワンです。中央道原村パーキングエリアを跨いだ一帯の森がその遺跡です。青森市の三内丸山遺跡が発見されるまでは、日本一の縄文遺跡と言われていました。三内丸山遺跡は大型堀建柱建築などが復元され、博物館もびっくりするほど立派です。(新国立美術館にも負けるとも劣らじ状態でした)それに比べると、阿久遺跡は発掘されたものの埋め戻され、人目にさらされることなく、ひっそりと静かに眠っている、上品この上もない遺跡だと少し皮肉をこめて、感じ入っています。
阿久遺跡の保存、活用ボランティアを目的とした「阿久友の会」の会員になった私は、
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有孔鍔付土器のミーコ |
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円錐形土偶のモモコ |
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